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2010年2月10日

「チェブラーシカ」 (100点満点中90点)

 

荷物が重くて持ち疲れてる、ゲーナというワニの友達がいたら、あなたは手伝ってあげますか? それとも隣で励ますだけですか?

「僕が荷物をもつから、ゲーナは僕を持って」

疲れてる友達に向かってそんなセリフを平然と口にしてのける。

チェブラーシカはそんな純粋な子供です。

こんな斬新なセリフ、そこらへんの女が口にしたら、散々レイプされたあげく殺されてもしかたがない。でもチェブラーシカは殺されるどころか実際に持ってもらっちゃいますからね。それだけでもどれだけ可愛いかが分かるでしょう。

かなり主観が入ってるから、点数甘めかも知れませんが、

チェブラーシカはパペットアニメーションの名作です。

チェブラーシカって名前はみんな当たり前に知ってるだろうし、ロシアではオリンピックの公式マスコットキャラになるほどすごいヤツ。

だけど名前は知ってても観たことある人はそれほど多くないですね。僕の周りにはあんまりいないです。

まあ馴染みがないのも当然と言えば当然なのですが……。実はチェブラーシカって4話しかないんです。(だからテレビで長期に渡って放送とかできないんでしょう)

その4話(合計約70分)で根強いファンを獲得し、ロシアだけでなく日本にまで及ぶ程の国民的人気キャラにまでなってしまってるわけですから、これはとんでもない作品ですよ。

もうね、コイツかなり可愛いんですよ。この映画の魅力はこれに尽きる。チェブラーシカは動画になると静止画の10倍は可愛い。

写真とか見て「そんなに可愛くない……」とか思っている人も、作品を観て大ファンになっちゃったりするのも珍しくはないでしょう。

初めて登場するシーンなんか、今までどんな野生的な生活を送ってきたのか知らないですけど、毛がチリチリで全身ムダ毛みたいになってるんですよ。超可愛い。その割りにおしりの辺りだけちょっとハゲてる。多分ストレスでしょうね。可愛いな。

 

ちなみにロシアの人達はチェブラーシカが好きな理由を聞かれて「ピュアだから」と答えてました。

ロシアの人たちが言うようにチェブラーシカは赤ちゃんのようにピュアな心をもっているんです。

恐る恐る海に足をつけているゲーナをいきなり後ろから突き落とすのも、ピュアだからこそできること。

もちろん自分は一切海には入りません。(泳げないとかナメた事を言って)

 

まあなんだかんだで、チェブラーシカはいつも純粋に人の役に立ちたいという気持ちから動いています。

多少空回り気味な所もご愛嬌。一生懸命頑張るチェブラーシカの姿に観ている人は癒されること間違いなしですね。

内容だけじゃなく、監督のロマン・カチャーノフは、

「霧の中のハリネズミ」で有名なユーリ・ノルシュテインの師匠(のようなもの)ですから

アニメーションの面でもかなり優れています。アニメーションを勉強してる人はこの映画はまさに一石二鳥ですね。

それに、近々新しい映画が公開されるようなので、観たいと思っていた人は今のうちにチェックインしておきましょう。

この猿とも熊とも言えない正体不明の生き物、人間が作り出した極上のマスコットキャラをまだ観たことない人は、

ムダな人生のうちの70分間ぐらいケチらずに使って是非ご覧ください。

さあみんな一緒に、せーの!

可愛いは作れる!!(白目を剥きながら)