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3月16日

 

「さあ、3月の後半も頑張るぞ!」

 

と、叫びながら僕は布団にもぐりこみました。

 

 

「頑張るぞ!!  絶対頑張る!!」

 

そういって眠りについて5時間が経った頃、

急に足首に激痛が走り、僕は痛みのあまり飛び起きました。

 

足元を見てみると、弟が半笑いで僕の足首を握っています。

 

僕「な、何してんだよ!?」

 

弟「あ、本当に怪我してたんだ」

 

 

 

 

 

ふふ。弟ぶっとばしてえ。

 

 


3月17日

 

かなり前にマクドナルドで食事をしたときに、

「ドナル度チェック」と言うものを発見しました。

 

「オシャレ」「友達」「スポーツ」「お笑い」等のチェック項目があり、

これらに記入していくとあなたの「ドナル度」がわかる。といったものです。

 

チェック項目は7個あり、

3つ当てはまれば「ちょっとドナルド」

 

5つ当てはまれば「ほとんどドナルド」

 

7つすべてに当てはまれば「もろドナルド」だそうです。

 

なんかドナルドが上から目線なのが気になりますが、ちょっと項目を調べてみることにしました。

 

まずは「オシャレ」

 

「あなたは友達からオシャレだと言われますか?」

さっそく難問です。

やっぱり周りがオシャレだと思ってくれないとダメだよなあ。

そう思いながら僕は下に書いてあるドナルドのオシャレアピールを読んでみる事にしました。

 

「ドナルドはとってもオシャレ。バスケットやサッカーのユニフォーム等、いろんな衣装を持っているんだ」

 

「おい。ユニフォームを私服扱いするな」

と、ちょっと突っ込みたくなりましたが、すでにドナルドがオシャレだということは決定事項らしく、

バスケットユニフォーム姿のドナルドが「文句ある奴はかかって来い」的な空気をかもしだしていたので、

僕はうなだれて「しょうがないな」と、ため息をつきました。

 

1つの項目にバツがついたので、この時点で僕はもう「もろドナルド」になることができません。

 

続いて、「友達」。

 

「あなたは友達が多い方ですか?」

 

うーん。難しい。友達かあ。ほとんどいないよ……。限りなく0に近いよ。

 

僕はハッと気がつき、ドナルドの友達アピールを見てみました。

「まさか……」

 

「ドナルドには友達がいーーーっぱい!! たくさんの小学校に遊びに行ってるから友達もすごく多いんだ」

 

やっぱりな……。

 

子供入れちゃったよ。友達に子供入れちゃったよ。

 

と、ここでも突っ込みを入れたかったのですが、

子供達と肩を組むドナルドの目が全然笑っていなかったので、僕は怯えて突っ込めませんでした。

 

続いて「スポーツ」

 

「あなたはスポーツは得意ですか?」

 

漠然としているなあ。まあ人並みには動けるかな!?

 

て、いうかドナルドはスポーツ万能なのか?

僕は早速ドナルドのスポーツマンアピールを見てみることにしました。

 

「ドナルドはスポーツが大好き! どんなスポーツにも積極的にチャレンジするよ」

 

もういいよ。ドナルド。

 

写真の中のドナルドは仁王立ちしています。

「文句があるなら来いよ。俺の運動神経で半殺しにしてやるよ」みたいな感じなんだろ。どうせ。

 

イライラした僕はドナルドチェックを途中で切り上げて帰ることにしました。

 

子供の心にトラウマを残す、あんな化粧はしたくないと思いながら……。

 

 

 

 

おまけ

ドナルドのお笑いアピール

 

 

「ドナルドと一緒にいると皆自然と笑顔になるよ」

だそうです。はは。ウケる。


3月19日

 

サトシ「今だ! モンスターボール!!」

 

オーキド博士「何を捕まえたんだい?」

 

サトシ「キャタピー。ちょっと小腹が空いたからね」

 

オーキド「食べるのかい?」

 

サトシ「うん」

 

オーキド「そうかい……」

 

サトシ「あ、オーキド博士」

 

オーキド「ん?」

 

サトシ「食らえ。モンスターボール!!!」

 

オーキド「はっはっは。人に向かって投げたらだめだよ」

 

サトシ「そうなんだ……」

 

オーキド「そういえばポケモンは順調に集まっているかい?」

 

サトシ「うーん。あんまり(オーキド博士にボールを投げる)」

 

オーキド「(ボールを叩き落す)レベルを上げれば進化するポケモンもいるからね。頑張って育てなさい」

 

サトシ「うん。行け! ヒトカゲ!! オーキドを焼き殺せ!!!」

 

オーキド「はっはっは! 人に向かって攻撃してはダメだよ」

 

サトシ「そうなんだ……」

 

オーキド「バッヂは順調に集まっているかい?」

 

サトシ「1個も持ってないよ」

 

オーキド「そうかい。先は厳しいが頑張るんだよ」

 

サトシ「うん!!(オーキドのポケットから財布を抜き取る)」

 

オーキド「(笑いながらサトシの手を思いっきり叩く)人の物を盗ったらだめだよ?」

 

サトシ「そうなんだ……」

 

オーキド「じゃあ私はもう行くよ。サトシ君。元気でな」

 

サトシ「あ、オーキド博士!」

 

オーキド「ん?」

 

サトシ「食らえ!! ハイパーボール!!」

 

オーキド「(ボールを叩き落す)値段の問題じゃないんだよ」

 

サトシ「そうなんだ……」


 


3月22日

 

ハロウィンでもないのに僕の家にカボチャのオバケがきた。

 

そのオバケは僕に向かってこう言うんだ。

 

「トリック・オア・トリート(イタズラかお菓子か)」ってね。

 

要するに「お菓子をくれなければイタズラをするぞ」ということ。

 

僕は迷わずお菓子を与えた。

 

お菓子を受け取ったオバケは舌打ちをして夜の闇の中に消えていった。

 

帰っていくオバケをゆっくりと見送り、僕はドアを閉め、きちんと鍵をかけてその場に座り込んだ。

 

 

 

 

震えが止まらなかった。

 

 

 

 

だって、オバケのかぼちゃの中から覗くあの顔は……、

 

 

 

 

 

明らかにマイケルだったから。

 

 

 

 

 

 

 

〜米国の怪談話シリーズ31P目より引用〜


3月23日

 

空を見上げると三日月がオレンジ色に染まっていて、暖かい光を放っていた。

 

僕は敵軍に捕らえられた美人女コマンドーを命からがら救い出したが、女はすでに虫の息だった。

 

「ねえ……」

 

「なんだい?」

 

「人はどうして死んでしまうの?」

 

「死ぬんじゃないよ。みんな星になるんだ」

 

「ありがちな話ね。嘘はやめて」

 

「うん。ごめん。死ぬね。毎日死ぬ。アフリカの子供が特に大勢死ぬ」

 

「死んじゃったらどこに行くの?」

 

「空に舞い上がるのさ」

 

「嘘はやめてって言ってるじゃない!!!」

 

「うん。ゴメン。死んだらみんな『サンワ』に行くんだ」

 

「サンワ? スーパーの『三和』?」

 

「うん」

 

「三和で皆は何をしているの?」

 

「何をしていると思う?」

 

「うーん……。ごめん。わかんない」

 

「うろうろしてるのさ。買い物もせず、店の中をうろうろとね」

 

「それってなんか意味があるの?」

 

「あるよ。店の中が臭くなる」

 

「そう……。人は死んだらサンワに行くのね……」

 

「いや。全員がサンワに行ける訳じゃないんだ」

 

「どういうこと?」

 

「サンワにいけるのは善人だけ」

 

「じゃあ悪人はどこにいくの?」

 

「紫スポーツ」

 

「……それって何の違いがあるの?」

 

「紫スポーツってスポーツ用品店だぜ? 絶対にすぐ飽きるだろ!?」

 

「そうね。そんな気がしてきたわ……」

 

「ちなみに紫スポーツはサンワよりちょっとだけ臭い」(紫スポーツさん、すみません)

 

「それは困るわね」

 

「悪人達は当然風呂にも入らないからね。他にもスタンプカードを勝手に押しまくったりとか、とにかくイタズラが半端じゃない」

 

「ゴホッ。ゴホッ」

 

「大丈夫か!! ゴリラ!!!」

 

「ゴリラの真似をしたわけじゃないわ。私……もうダメみたい……」

 

「しっかりしろ!! 生き延びるって約束しただろ!?」

 

「私、死んだらサンワに行けるかな?」

 

「バカをいうな!! お前は俺と一緒に帰るんだ!!」

 

「ううん。きっとダメね。私は人を殺しすぎた。そんな私には紫スポーツがお似合いだわ」(紫スポーツさん、本当にすみません)

 

「そんなこと……。そんなことない!! お前は絶対にサンワに行けるよ!!!」

 

「もう眠るわ。さよな……ら」

 

「……さよなら」

 

三日月の下で、僕は涙を流した。

 

穏やかな風が吹く3月。僕は恋人を失った。


3月24日

 

サル♪

 

ゴリラ♪

 

チンパンジー♪

 

サル♪

 

ゴリラ♪

 

チンパンジー♪

 

サル、サルサル♪

 

サル、サルサル♪

 

 

 

Uh〜〜〜〜〜〜〜(オッサンの裏声)

 

 

 

 

サル♪

ゴリラ♪

チンパンジー♪

 

 

サル♪

ゴリラ♪

チンパンジー♪

 

サル♪ゴリラ♪チンパンジー♪

 

 

(一日ムダにした)


3月27日

 

それは一件のメールから始まった。

 

 

件名  死ね

 

 

本文

リンク貼っておきました。今年中に死んでくださいね。

 

 

 

 

PS・死んでくださいね。

 

 

 

 

わーい。リンクだリンクだー。

 

一人は寂しかった……。本当に寂しかったよ……。

 

 

と、言うわけで今日はリンクが増えました。

 

お友達サイトです。是非ごらんになってください。

 

 

 

 

じゃあ、

僕の初リンク記念と言うことで、今日はみなさん間違い探しでもやっていてください。

 

 

 

 

 

 

              

では間違い探しスタート。

(制限時間   2400時間)

 


3月28日

 

弟に彼女ができた。

 

もともと可愛い顔しているのでそろそろモテるだろうと思っていたが、

いつの間にやら彼女を作っていた。

 

 

「なあ。お前、今幸せか?」

 

僕がそう聞くと弟は恥ずかしそうにうなずいた。

 

「ははっ!! カワイイやないか」

 

「はあ? 何なの? その言い方。腹立つんですけど」

 

 

怒った顔もまだまだカワイイやないか。

(気持ちの悪い兄)


3月30日

 

母親の「イヤリングをイヤイヤつけリング」というダジャレで笑ってしまったことにショックを受けたので、今日は日記をサボらせてください。

 

 

ダジャレになってねえよ。母さん……。

 

 


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