罰ゲーム倶楽部 第2ゲーム だるまさんがころんだ
「……何? この病んでる上にバカっぽい手紙は……」
仁は優衣が持つ手紙を指差した。
「それ、次の罰ゲームだから」
「……はぁ!!?」
優衣が眉をしかめる。
仁がテーブルをコツコツと叩くと、部員全員が仁に注目した。
「罰ゲームは2人。近々選出ゲームやるからな。罰ゲームのやりかたは自由だ。念のため各自考えておけよ」
「うい〜す」
麻紀が立ち上がっている優衣の袖をクイクイと引っ張った。
「罰ゲーム倶楽部ってこんな活動してるんだ?」
「……あたしも初めて知った。ていうか、あたしこんな事の為に大会棄権したの?」
優衣の心底嫌そうな顔を見て、麻紀がクスクスと笑った。
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